制裁を受けなければいけないのに,まったく受けず,平気な顔をしているのを許している社会って,どうなんだろう。
それはそうと,マイクロソフト社とリナックスの関係も興味深い。レドモンドの住人たちはオープンソース・コミュニティへの「和平のしるし」としてリナックスワールドへ出展決定をしたが,主催者からは「その他大勢」と呼ばれる展示ブースエリアを割り当てられた。そりゃプライドを傷つけられるだろうね。
なにはともあれ,ふたたびスペンサー・F・キャットのコラムを日本語で読めるのは,とてつもなくうれしい。@ITに感謝感謝。もともと今のZDNet エンタープライズがeWEEKの翻訳記事を掲載しているときに読むことができていたが(ZDNetの検索結果),それがなくなって寂しい思いをしていた。私の語学力だと癖のある英文は読みきれないので。とにかく,相変わらずのスパイシーペッパーオニオン風味のテキストは心地いい。
それはそうと,MSだ。バグやウイルス発生の根源としてや,新しい無法極まりないマーケティング戦略などで信頼がた落ちだとか(WIRED NEWSの記事),最後にMSにプラスに働く記事を読んだのはいつだったろうかと思うくらいだ。文句を云われつつも使われていて,すぐに乗り換える選択肢もないと思われているのだから幸せのことだ(ほんとはOS Xでもリナックスでも云いたいところだが,それがまかり通るぐらいなら世の中とっくに変わってる)。こんな社会は,まともと云えるんだろうか? とカット風に考えてみるのだよ。
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